アルプス モン・タボールMon.Thabor(3178m)スカイレース2010年7月★夏休みを利用して、フランス・オートアルプのブリアンソン近郊のネバッシュで開催されました第12回ブリアンソンMt.Thabor(3178m)スカイレース(40km)に参加してきました。 ★全長40kmコースは、一気にスタート地点ネバッシュの標高1600mからブランク湖峰2935m(12km地点)まで登り、ブランク池とバロン峠2620mの間を駆け巡り、そこから一気に2080mのヤギ小屋(17km地点)までくだり、ここには第一関門のエイドがあり、水や食料を補給して、一気にMt.Thaborの山頂3178m(23.5km地点)まで登って、その後一気に第二関門のある2040m地点のラヴェル別荘(30km)まで下り、スタート地点と同じネバッシュ1600mのゴールまで駆け下ります。 ★受付の時に渡す参加受付票が、郵送かメールでも送付されてこなかったため不安であり、ボンジュール(今日は)とメルシー(ありがとう)とクリール(走る)の3語しかフランス語は知りませんが、受付も問題なく済ますことができて、何とかスタートラインにたどり着けました。 なお、スカイレースの前夜祭は、パスタとピザとチーズを食べながらワインの飲み放題でした。もっとも、レース前日のため、私のように何杯もワインを飲む人は他にはあまりいませんでしたが。また、ゴール後もワインとパスタなどの夕飯が参加者全員に準備されており、ワイン好きの私にとっては、とても嬉しいレースでした。 ★トレイルラン気分で参加した私は、登山の時に使うストックを持っていきませんでしたが、スタート地点に集まったほとんどのランナーは、2本のストックをリックにつけていました。 ★スタート直後は、緩やかなのぼり道を走ることができましたが、しばらくすると急な登り坂となり、ランナーは一列になってひたすら登りました。 天気は快晴で、気温も高く長袖のウェアでは暑いですが、高山植物と雪融け水の沢に囲まれた岩道はアルプスを堪能できました。 ブラント池に行くまでに、ララマン池やサーペント池の2つの美しい池があり、疲れを癒してくれました。 ★レース中間のエイドステーションでの食べ物は、フランスパン・ハム・サラミ・ベーコン・チーズとさすがフランスらしいものばかりでした。 ★気分を一新して中間地点を出発すると、Mt.Thaborの頂上を目指してひたすら登ります。 ★頂上への最後の登りは、富士山の登りを思い出すような、岩とガレ場の道を這い登ります。 ★やっと、頂上にたどり着きました。頂上や峠から眺める4000m級のアルプスの山々は、最高にきれいでした。 ★頂上を過ぎると、雪渓をトラバースしたり、ナイフリッジの岩陵をよじ登ったり、雪渓をグリセードで下ったり、と登山者にとっては、楽しいコースになっています。ただし、ストックのない私は滑る・転けるの連続でした。 ★前半ゆっくりペースで進んだので、終盤飛ばそうとペースを上げたとたんに30k地点ラヴェル別荘(2040m)の第2エイドで、関門時間をオーバーしたので、収容車に乗せられてしまいました。ただし、その時まで制限時間があることも知らず、言葉も全くわかりませんが、何となくムードで収容車に乗ってしまいました。 ★ここからの残り10k(400m)は緩やかな下りをひたすら走るコースだけなので、本場のアルプス・スカイレースを完走することはできませんでしたが、一応良いコースは十分経験できて満足だと納得しつつ、スカイレース終わることしました。 コース高低図 ステート・ゴール地点
【スタート地点ネバッシュまでのアプローチ】 ★日本からフランスパリ経由リヨン国際空港に行く。 ◎リヨンで一泊しました。 ★リヨンから鉄道(TGVと在来線)でブリアンソンまで約5時間。 ★後から分かったのですが、ブリアンソンへは、イタリアのミラノからアプローチしたほうが近いようです。 ★ブリアンソンからネバッシュまではタクシーで50分程度。ただし、路線バスもあります。 ジャンル別一覧
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